TAKUHARUの雑記

フリーテーマで気になったことを綴ってます。

女性騎手の減量についての新制度発表

2018年11日20日JRAから女性騎手の減量についての新制度が発表された。
https://news.sp.netkeiba.com/?pid=news_view_amp&no=147043

JRAは理由として、女性騎手が長期的に活躍できるようにとしている。
何故、この新制度は女性騎手という限定的な対象なのか?若手騎手とか広い範囲ではないのか?

答えは、藤田菜七子騎手筆頭に、女性騎手の活躍がおそらく未来の競馬界を変える可能性が高いからだ。
理由は主に大きく2つ

武豊に継ぐネクストスターの不在

競馬を知らない人でも馬の名前なら、オグリキャップディープインパクトキタサンブラックなら聞いたことはあるだろう、しかし、騎手と言えば?
おそらく武豊だけだと思う。

勝利数はもちろん、特筆すべきは人間性、ウィットに富んだコメントも秀逸だ。
そんな人柄故に競馬以外のメディアでも多数取り上げられている。

武豊という稀代のスーパースターが誕生し、約30年。
福永洋一の息子、福永祐一武豊の新人記録を塗り替えた三浦皇成、G1を勝ちまくっているクリストフル・メール、ミルコ・デムーロといるが、競馬界の未来を担う逸材、と言うには武豊ほどの華がない。

そこに颯爽と現れたのが藤田菜七子騎手である。

減量騎手とは言え、男性騎手を次々と負かし、2018年12月21日時点で、通算勝利数51勝

女性騎手の最多数勝利記録を塗り替え、メディアやCMでも注目の的である。

馬主で風水師でもあるDr.コパ氏は雑談のインタビューで「今、競馬界で客を呼べる騎手は武豊と菜七子だけ」と語っている。

②集客力の凄さ

参考数値をご覧いただきたい(週間ギャロップ引用)
12月15日、16日の前年比の入場人員と売上である。

15日(土)
中山 入場人員 105% 売上 107%
阪神 入場人員 102% 売上 100%
中京 入場人員 112% 売上 99%(菜七子騎乗)
16日(日)
中山 入場人員 95% 売上 95%
阪神 入場人員 98% 売上 103% (G1)
中京 入場人員 97% 売上 96%(菜七子騎乗)

15日は言うまでもなく、16日も比較的近場の阪神でG1が行われているのを考えると健闘だろう。

藤田菜七子騎手の集客力は凄まじく、グリーンチャンネル内で吉田照哉氏が披露したエピソードとして、地方競馬場を訪れた際、駐車場が普段では考えられない程埋まっており、理由を聞いたら藤田菜七子騎手が騎乗するから、と語っていた。

これだけファンを魅了する騎手は記憶にない。

藤田菜七子と言う騎手が彗星の如く現れた。
減量が1キロになり中々勝てないなか、このままの制度で勝ち星が減り、活躍が見れなくなるのはファンも望んでいないだろう。

藤田菜七子騎手筆頭に、次のスーパースターの誕生を期待したい。

ちなみに、15日はメインも含め、今までの中でも良質な馬が揃った。
藤田菜七子騎手がメインを勝てるかもと期待しての入場人員112%
なら…
減量特典を特別、重賞にも適応してしまえば更なる活躍が見込めるのではないか?

藤田菜七子騎手は納得しない気もするが、ファンとしてはG1に「騎乗」し「勝利」する姿が見てみたい。